『ハンドメイドエンジェル』ストーリー
芹沢美夏(20)は現在求職中。自慢は中古で買った四輪駆動のフォードだけ。
高校卒業後、看護師を目指して看護学校にいくが結局挫折し中退してしまう。
いまは看護学校時代の親友ほのかの部屋に居候させてもらい、自分のやりたい仕事をさがす日々を送っている。
ある日ほのかを向かえに行くと、ほのかは急患がはいり来られないと病院の食堂で働く瑠璃がやってくる。
瑠璃は、ほのかに同性なのに恋愛感情があると打ち明ける。
さらに彼氏の女装趣味のことでケンカをしている初音や、初音の努めるキャバクラで同僚の予備校生千里も加わり、
恋愛やセックス、仕事の悩みなどを語り、友人としての絆を深めていく。
いつものようにみんなで車を走らせていると突然目の前に、人のようなものが飛び出してくる。
それは、なんとダッチワイフ。恐る恐るみんなでその倒れてきたダッチワイフの広告の店にいってみると、
そこは店内が荒れ果てたアダルトショップだった。さらに店内では男がリストカットをして倒れていた。瀕死の中、ほのかの機転で男は一命を取り留めた。
そのことがきっかけで、美夏は女の子による女の子のための女の子だけのアダルトショップ起業をみんなに相談し、みんなの賛同を得る。
千里のギャバクラのお客で不動産屋の本村を紹介される美夏。
本村は自分が買い取ったあのアダルトショップをタダで貸していいと言うのだった。だが、納得のいかない美夏は自分を担保にしてと本村に言う。
さらに、以前ホテルに誘った男がなにもしないことを気味悪がって逃げ出したところを美夏たちが助けた銀行員優に、開店資金の相談を持ちかける。
アダルトショップ倒産前にやっていたサーフショップの店員凛も加わり、
美夏たちのアダルトショップ「ハンドメイドエンジェル」がいよいよオープンの準備にはいる。
しかし、千里たちの彼氏が反対し、開店資金もメドがつかず、悪戦苦闘する美夏たち。果たして美夏たちは「ハンドメイドエンジェル」をオープンすることができるのか?!
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