「叔父さん、私のお母さんのこと愛してたんでしょう?」
カメラマンの田原構治(45)(高橋克典)は、大学受験のために上京し自分のマンションに寝泊まりさせていた夕美子(18)の発言に言葉を失った。
夕美子の母親で、18年前に夕美子を生んで間もなく死んだ夕季子は、構治の姉・郁代の一人娘で、構治とは 叔父、姪に当たる関係だった。
18歳になった夕美子は、何故このような疑問を持ったのか?18年前に 構治と夕季子の間に何が有ったのか?
しかも、夕美子が福岡に帰った後、構治の姉郁代から連絡があり、夕美子は妊娠していて、しかもお腹の子の父親は構治だと言い張るのだった。
福岡の実家で、構治を交え、郁代、そして夕美子の父・布美雄に対して、夕美子は、母夕季子と構治が愛しあっいたと言い張り、
その証拠として構治が撮った、赤ん坊の自分を抱いた母夕季子の5枚の写真を見せるのだった・・・
執拗な夕美子の追及に構治の想いは18年前に遡って行った・・・
構治と夕季子は兄妹のように育った6つ違いの叔父と姪。
ある日、東京でカメラマン修行をしている構治の元に、見違えるように綺麗になった夕季子が上京し7年ぶりの再会を果たした。
一月後、再度上京した夕季子は、一ヶ月間どこにも行かず献身的に構治の世話を始める。お互いがお互いの気持ちを察しながら2人の恋愛模様が微かに回りはじめる・・・
そして、構治が世間や社会に抗ってまで辿り着いた真実の愛とは・・・?
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